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タイミングライト -自動車整備特殊工具シリーズ①-

更新日:2016.10.19

さて、今回始まりました「自動車整備工具特殊工具シリーズ」。
第一弾は
タイミングライト~notes(ドラ〇もん風に)
です。
なぜ突然この工具なのかというと、2年生がやっている「点検・車検実習」で『たまたま』使用中だったからですheart01

タイミングライトというのはこんな工具になります。
  ↓↓↓↓↓
タイミングライト.jpg
見た目は「携帯性の悪いデカめの懐中電灯に洗濯バサミの付コードがついている」という感じです。

このタイミングライト、どんなふうに使うのかというと、こんな感じ
  ↓↓↓↓↓
使い方.jpg

タイミングライトで、エンジンルームの隙間を照らして何かをのぞいているようです。
何を見ているかというと、エンジンが調子よく回るための三要素
・良い圧縮punch
・良い混合気dash
・良い火花(点火)thunder

のうちの火花を飛ばすタイミング=点火時期を見ています。

のぞくときの洗濯バサミみたいな部分に注目すると、コードをはさんでいるのがわかると思います。
  ↓↓↓↓↓
はさむ.jpg

これは、基準となる1番シリンダの点火タイミングを見るために、1番シリンダのスパークプラグへ約30,000ボルトthunderの電圧をかけるためのハイテンションコードを通る電流を検知するためです。

タイミングライトで照らした先にはこんなものが見えます。
  ↓↓↓↓↓
上死点.jpg

エンジンの心臓部、クランクシャフトにくっついているクランクプーリーと呼ばれる部品です。
1番シリンダが点火をする一瞬だけライトが光るようになっているので、クランクシャフトの位置(=ピストンの位置)がどのときに火花が飛んでいるかを見ることができます。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、「上死点0°」の先にある黄色いマーク、これがぴったり基準のボッチの位置にあると「上死点(ピストンが一番真上にある状態)で点火をしている」ということになります。
画像の状態だと、0°から数えて3つ目のマーク(マークの間は1つ5°)なので、15°のちょっと手前、だいたい13°くらいが基準のボッチの位置です。
なので「上死点前約13°(ピストンが真上に来るちょっと前の13°)で点火をしている」ということが判断できるわけです。
この車の基準は「15°±2°」なので、基準範囲内です。

MIEの自動車整備学科では、こんな感じで特殊工具(や基本の工具)を使って自動車整備士に必要な技術を学んでいきます。
他にもたくさんの工具があり、それぞれ使い方も使う用途も違います。
不定期になりますが、紹介していきます。

自動車整備学科の中で一番「整備士っぽくない」、ヤスがお届けしました。


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