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ミライ

更新日:2011.10.31


雨の降るグラウンド。スコアは3対6。
3点ビハインドで迎えた最終回。フォアボールとヒットでワンアウト1,2塁。
ここで満を持して、その男が登場する。彼は審判にこう告げた。

「代打、オレ。」

押せ押せムードで盛り上がるベンチを背に、男は打席に立つ。その初球…

10月初旬のある日。その男は、ある記事を目にする。
『第2回安曇野市市民スポーツ祭 軟式野球の部開催のお知らせ』
男の呼びかけで、MIEとMITの合同野球チーム『ミライ』は結成された。

MIEから7名、MITからは6名のメンバーが参加してくれた。
お互い、この夏の専門学校野球大会を戦った、野球サークルのメンバーだ。

チーム結成後は、放課後にみんなで集まって暗くなるまで練習もした。
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学校の枠を越え、共に一つのチームとなった『ミライ』。

そして迎えた大会当日の10月30日。天気はあいにくの雨。
ミライの対戦相手は、軟式野球連盟に所属する企業チームだ。

相手の攻撃を0点に抑えて迎えた1回裏のミライの攻撃。
相手のミスに乗じて幸先良く3点を先制する。
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しかし雨と寒さから、エースみつあき(MIT)の制球が定まらない。
逆転を許し、3点ビハインドのまま最終回を迎える。

ワンアウト1,2塁。自ら打席に立ったその男は、冷静だった。
「ライトがライン寄り…右中間がやけに広い。よし、セカンドの頭狙いだ…。」

初球は外の直球と読んだ。相手ピッチャーが投げる… 読み通りだった。

「もらったーーー!! あっ やばっ   こきんっ   「ファースト!」

「インフィールドフライ(注)! バッターアウト!!」
(注)落球によってダブルプレーにならないようにするルール。審判に宣言された時点で、バッターはアウトになってしまう。残念。

その男は、チャンスで明らかに力んだ。読み通りの球が来て、明らかに力んだ。
経験者なら解かる、この場面で一番やってはいけない「初球を内野フライ」。

その後、意地で1点を返すもゲームセット…。4対6。ミライの戦いは幕を閉じた。


チャンスでやっちまった男…ピス原でした。 みんな、すまねぇ


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