松本医療福祉専門学校

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介護実習・実習体験談

 中学時代の職場体験で、デイサービスの事業所を2日間体験しましたが、実際の介護施設での実習は初めて。始まる前は不安だらけでした。この実習は介護の知識を身につけるための情報収集とコミュニケーション。とにかく、見て学び、お手伝いをして現場を知り、利用者さんとのコミュニケーションで高齢者に対する知識や対応の仕方を吸収しようと心がけました。
 私が担当させていただいた受け持ち利用者さんは、90代後半という高齢でしたが、認知症も軽く普通にお話しができる元気な女性の方でしたので、たくさんおしゃべりができました。
 学校で介護技術の基礎やコミュニケーション術を学んだうえでの実習でしたが、実際の現場では、その場に合った技術や雰囲気づくりがより重要なんだと気づかされました。認知症の方との関わり方の難しさも体験することができ、不安だらけで始まった最初の施設実習としては充実した15日間が過ごせたと思います。

 グループホームでの実習は、生活支援のための介助のほか、とにかくお話をしてコミュニケーションをしながら、利用者さんと一緒に作業やレクリエーションをして楽しむことでした。
 最初にチャレンジさせていただいたのは、利用者さんと一緒の焼きそば作り。自分も入れて4人で楽しく作りながら、利用者さん同士のつながりへの配慮も学べたイベントになりました。また、普段とは少し違ったレクリエーションも計画し、楽しく実施することができました。
 この実習で認知症の方と深く関わっていくうちに、介護福祉士として自分たちがやれることは、利用者さんのできることをのばす、できることを引き出すことだと感じました。それが密にできるグループホームの可能性にも興味がでました。一段と、介護の魅力にはまってしまった実習でした。
 実習期間の中間で、訪問介護も体験。職員さん運転の車に同乗し利用者さんの家を訪問。在宅介護の現状や課題にも触れることができました。

 知的障がいの知識がほとんど無く、ちょっとしたことでパニックを起こすイメージがあったので、実習に行く前は正直怖かったですし、ちゃんとコミュニケーションがとれるのか不安でした。
 実習初日からそのイメージは一変しました。B型の支援事業所だったこともあって、皆さん普通に話せましたし、積極的に話しかけてくれる利用者さんもいらっしゃいました。
 箱づくりやチラシのポスティング・仕分けなどの作業を一緒やらせていただきましたが、皆さんスピーディーにほぼ完璧に作業をこなしているのにはびっくりでした。
 私が担当させていただいた受け持ち利用者さんは、人前が苦手な方で最初は話さえできなかったんですが、毎日一緒にいる内に、徐々に利用者さんから話しかけてくれるようになり、私と年が近かったこともあって、実習後半ではアニメや家族の話などで盛り上がったりしました。
 障がいへの無知な誤解や恐れが払拭できた3週間でした。

 最後の実習でしたが実践的なケアプランを立てたりと初めてのことが多く、いろいろなことを考えなくてはいけなかったけれど、とても勉強になった実習でした。
 実習の後半、ケアプランをつくらせていただいた受け持ち利用者さんは、認知症を患っている95歳の車いす使用の女性の方でした。話し好きで、家族思いで、にぎやかに過ごすことが好きなのに、いろいろな事情でそれができていない現状に対し、レクリエーションを通してにぎやかに過ごすことを実現してもらいたいと考え、職員さんとも相談してカルタとりを企画。
 最初は遠慮されてなかなかカルタに参加していただけなかったんですが、お仲間の方を誘うようにしたところ、参加してくれるようになりました。何回かやるうちに、奥のカードを積極的にとったり楽しんでくれるように。カルタの効果なのか、お仲間以外のテーブルの方とも話されるようになったようです。最後の施設実習ということもありこの成果には達成感を感じています。

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